1.「珍々亭」 武蔵境
油そば ¥650
油そばの発祥には諸説あるものの、油そばの元祖と言われているお店の1つがこちら。肉の旨味をしっかり凝縮した醤油タレとラードに、トッピングも至ってシンプルな構成。油そばを出すラーメン店が東京全域でかなり増えた今でも、この味を求めて多くの人が行列を作ります。 昭和の雰囲気を感じる店内に、忙しく動き回るホールのオバちゃんたち。油そばの旨さに加えて、活気ある店内もこのお店の魅力の1つだと思います。東京で油そばを食べるなら、まずここは絶対押さえておくべきでしょう。
店舗情報
電話番号:0422-51-2041
営業時間:11:00〜16:30頃 ※麺がなくなり次第終了
定休日:日曜・祝日(祝日は営業の場合あり)
2.「くじら食堂」 東小金井
特製油そば ¥920
今や多摩地区に留まらず、東京全域で見ても屈指の実力派ラーメン店と言えるのがこちら。手もみを加えた自家製麺が名物で、その旨さはもはや言わずもがな。味も食感も、とにかく最高なんです。その麺を生かすためか、味は油そばにしては割とあっさりした印象。ネギ油が非常にいい仕事をしており、食欲をそそるいい香りながら前に出過ぎず、麺やタレを引き立てる名脇役になっています。麺量は200gと300gから同料金で選べるのが嬉しく、更に特製は麺が覆い尽くされる程に大量のトッピングが入って、920円というコスパの良さも特筆すべきところでしょう。
店舗情報
電話番号:042-401-2901
営業時間:[平日]18:00〜翌1:00 [土曜] 11:30〜14:30 (売り切れ次第終了) *平日昼は11:30〜から70食前後で売切次第終了
定休日:日曜日
3.「燦燦斗」 東十条
油そば ¥750
東十条近隣はもとより、東京都内でも屈指の実力を誇る有名ラーメン店がこちら。実は筆者は、ここの油そばが東京で1番好き。トッピングなども含めて非常にシンプルな構成であるものの、その完成度は恐ろしく高い。モチモチの自家製麺、タレ、色鮮やかなチャーシューなど、どこを取っても超一級品。特にチャーシューは見た目に色鮮やかで美しく、チャーシュー増しにするのも激しくオススメ。また、油そばでは味変アイテムを用いた食べ方も楽しみの1つですが、ここではそんなものは不要。それぐらい、美味しい油そばなんです。
店舗情報
電話番号:非公開
営業時間:18:00〜20:30
定休日:月曜・木曜
4.「麺屋はなび 新宿店」 東新宿
九条葱盛り台湾まぜそば ¥890
名古屋発祥の新ご当地グルメである台湾まぜそばは、東京でも大ブームとなってたくさんのお店が提供していたものの、現在ではその本家も東京に進出しています。他店でも充分美味しいんですが、やはり本家の完成度は群を抜いている印象。ピリ辛の台湾ミンチに魚粉、ネギやニラなどの相性は言うことなし。最後に追い飯と言って、少量のご飯を追加して残ったタレや具を味わい尽くすのを忘れずに。名古屋めしらしくかなり味は濃いめながら、一度ハマれば病み付きになること間違いなしでしょう。
店舗情報
電話番号:03-6278-9995
営業時間:11:30~14:00, 18:00~21:30 (土日の昼は11:00〜)
定休日:月曜日・第2火曜日
5.「むぎとオリーブ」 東銀座
特製濃厚卵のまぜSOBA ¥1040
最近の銀座・有楽町における、筆者のオススメラーメン店がこちら。素材の良さを生かした醤油味のラーメン・つけ麺・まぜそばを提供しており、今回紹介するのはまぜそば。ここのまぜそばは、濃厚な卵黄と醤油で食べさせるシンプルなものながらも、その完成度は極めて高い。麺には京都の有名製麺所のものを使用しており、この麺もまた旨い。ラーメンマニア的には、この麺が食べられるというだけでもそれなりの価値があると思います。ちなみに、まぜそばには専用の味変アイテムとして粉チーズやタバスコなどが用意されるため、お好みでどうぞ。